
今季からキャプテンに就任し、皇后杯優勝にも大きく貢献した髙橋沙織選手。キャプテンとしての決意やリーグ優勝に向けて、そして個人としての目標などを語ってもらった。
初めての日本一
――今シーズンからキャプテンに就任されましたが、監督からお話があったのはいつ頃ですか?
髙橋:サマーリーグの後ですね。「今季、キャプテンをやってみない?」と。
――「やってほしい」というお願いではなく、提案のような感じ?
髙橋:そうですね。「どう?」という感じでした。多治見(麻子)監督は選手一人ひとりの意見を聞いてくださる方なので、押し付けではなく、まず私たちの思いを聞いてくれるんです。
――その場ですぐにお返事はされたのですか?
髙橋:その前から少しそういったお話が出ていたので、もう自分の意志は決まっていて、「やります」とお返事しました。
――引き受けるかどうか悩んだ時期はありましたか?
髙橋:私と同い年の選手が多いチームなので、いずれはこの年代が中心となってやらなければいけないと考えていました。
――その時から現在まで、どんなチームを作っていきたいと考えてきましたか?
髙橋:初めてのことだったので、どう進めたらいいかとか全然わからずに始まったんですけど、私がキャプテンだからといって私一人のチームではないので、みんなで作り上げていけたらいいなと思っていました。今もそうですが、周りの選手に助けられています。
――荒木絵里香選手など、先輩の選手も何人かいますが、支えられている部分はありますか?
髙橋:試合中のタイムアウトの時などに声掛けをしていただくなど、とても助けていただいています。ミーティングでも意見を言ってくださるので、すごく進めやすいですし、いろいろな面で先輩方には助けられています。すべてが初めてのことなので、経験豊富な先輩がいるというのは、自分にとって本当に心強いですし、同級生にも助けられています。
――同級生は何人でしたっけ?
髙橋:マネージャー含めて5人います。比金(桃子)など、学生時代にキャプテン経験もあるので、夏場や先輩方がいない時は助けてもらいました。
――キャプテンは今回が全く初めてですか?
髙橋:はい、1回もありませんでした。なので、何を決めるのも先頭を切って判断しなければならなかったりなど、戸惑うこともありました。
――キャプテンとして初めての優勝となった皇后杯は感動も大きかったと思うのですが、どんな気持ちでしたか?
髙橋:実は大きな大会で優勝したのも初めてで…。高校時代(盛岡女子高。現・盛岡誠桜高)は、県大会ではありましたが。こういうプレミアのレベルで日本一というのを経験したことがなかったので、この仲間と一緒に日本一になれたのは、私の中で大きな出来事でした。キャプテンとかは関係なく、すごく嬉しかったです。
――この優勝がリーグを戦う上でのよい影響になるのでは?
髙橋:いい時と悪い時の(試合運びの)持っていき方がわかったので、優勝したということに満足せずに、やり続けることがリーグでは大切かなと思います。
