――プレー面ではどうでしょう?
栗原:ミサキ先輩ですか? 堅いですよね、ディフェンスにしても。トスも打ちやすいです。自分が要求したことに応えてくれるんですけど、ミサキからもちゃんと要求してくれるんで、「もうちょっと速く入ってください」とか、アタッカーとして言ってもらえるとわからないでやっているより助けられます。ああこうすればもっと合うんだなというのもわかるし、ほんとに頼りにしてます。
田中:やあ恐れ多いです。
――これまで何人もすごいセッターのトスを打ってこられた方が言ってくれている。すごい。しかもその人に「速く入って!」って言えるの、素敵ですよ。
栗原:素敵だよ。だって、言われないで、“メグさん、マジ遅い”って思われながらトス上げられるのってけっこうつらい……。
田中:そうですよね。それよりはいいですよね。
栗原:ちゃんと思ってくれてるんだなって思うから。ありがとうって、いつも。トスきれいですし、逆サイドに上げるのも上手です。
田中:もう無理無理。耐えられないです(笑)
――栗原選手については?
田中:経験を積まれていて、絶対、メグさんのほうがバレーのこととか試合の流れをわかっているはずなのに、「自分は今どうしたらいい?」「こここうだったよね、次はこうする」って、気取らずに常に自分が学ぶ姿勢で。いろんなチームでプレーされていたけど、「JTでは新人だから」みたいな感じで言ってくださって、すごいなあと思います。
栗原:チームに対してまだ何もできていないので、これからほんとに役割がはっきり見えてくると思うので、そういうときに対応できるように柔軟に頑張っていこうと。
――栗原選手には、悩みも聞いてもらえそうですね。
田中:夏場とか自分、いっぱいいっぱいだったんです。練習がうまくいかなくてみんなで集まってミーティングするときとか、けっこう沈んだ空気になってしまうんですけど、客観的に見て客観的な意見をチームに対して言ってくれたり、ネガティブにならないようにポジティブな言葉を選んで伝えてくれていたので、助かってました。
――吉原(知子)監督とも一緒にプレーされたりしていたので、橋渡し役も?
栗原:全然できてないですけど……言ってくれたくれたら、そのまんま「ミサキがこう言ってました」って伝えます(笑)
田中:やばいやばい。やばいやつ(笑)
栗原:そのまんま伝えとく!(笑)
(後編に続く)
