パナソニックパンサーズのアウトサイドヒッター、久原翼選手にお話を伺った。死闘となった2019-20シーズンファイナルについてや、代表選出について思ったこと。そして五輪延期となって感じたことなど。取材は3月5日と、4月23日の2度行っています。
――まず、2019-20シーズンのファイナルを振り返って。
久原翼(以下、久原):負けてしまって、目標としていた優勝に届かなくて、チーム全員で悔しい思いをしました。自分個人としても、試合の後半、あまりチームに貢献できるプレーができなかったので、悔しい試合でした。
ただ、チームとして最後まで戦う姿勢は持ち続けて戦えた試合ではありました。
――第4セットの終盤、2度相手にマッチポイントを握られてもなんとかセットをとり切れたのは。
久原:全体的に終盤に疲れが出てきていたところだったのですが、次のセットのことは考えず、なんとしてもこのセットを取るんだという気持ちで一つになれました。
――対戦したジェイテクトSTINGSは、レギュラーラウンドでは勝ち越しましたが、決勝とレギュラーラウンドでは違いましたか?
久原:勝ち越してはいましたけど、負けた試合はこちらが何もできないという負け方だったので、「勝ち越している」という意識は全く無くて、相手のペースになればああいう展開も予想していました。受けにまわるということはなかったですが、相手の勢いはあったと思います。