
バレーボール男子日本代表のエース・髙橋藍選手が22日、今季移籍したポーランドリーグ「ルブリン」への合流に向け、関空から出国しました。直前に行われたアジア選手権でロサンゼルス五輪の切符を獲得した髙橋選手。今回のポーランド移籍は、2年後の五輪で金メダルを獲得するためのさらなる成長を目指した決断です。
ポーランドリーグを選んだわけ ロス五輪での金メダルのため

世界トップレベルの選手が集うポーランドリーグについて、髙橋選手は「非常に楽しみ。常に勝ちきるための1点を取る力やスパイク力、サーブの精度などを極めたい」と意気込みを語りました。ルブリンには同じ日本代表の小川智大選手や、世界最高峰のアタッカーであるポーランド代表のレオン選手といったトップ選手が揃っており、「彼らのマインドや1点を勝ち取るメンタリティを間近で感じ、自分の力に変えていきたい」と、強力な仲間たちとのプレーにも大きな期待を寄せています。
SVリーグ2シーズンで得られたもの…ムセルスキーとの絆

愛犬ヨグと兄の塁選手も見送りに
また、SVリーグでの2シーズンで優勝や準優勝、キャプテン経験などを通じて成長できたことを振り返りつつ、元ロシア代表でオリンピック金メダリストのムセルスキー選手から学んだ「みんなで戦う姿勢」が今も大きな糧になっていると明かしました。「彼は自分のこともリスペクトしてくれましたし、チームにも常にポジティブな声掛けをしていました」。
久しぶりの海外生活に欠かせないものとは

取材後に撮影タイム
海外生活にあたっては「せいろ蒸し器や日本のお米、サプリメントを持参して料理や栄養面にも気をつける」と準備も万全。街並みの美しさや現地での食事も楽しみにしていると笑顔を見せました。
一足先に同じルブリンに旅立った小川選手からは特に何も連絡がなく、「僕もすぐ追いかける形になるので特に気にしてませんでした。まあついたらなんとかなるやろって(笑)」「行くチームに日本人がいることも初めてなので、不安よりワクワクが大きいです」
「まずはチームのスタメンを勝ち取り、レシーブやパスカバーも含めてチームの軸になりたい」と語る髙橋選手。世界一のリーグと評されるポーランドで厳しく揉まれながら、さらなる高みを目指す挑戦がいよいよ始まります。
取材・文・写真:中西美雁