
バレーボール男子パリ五輪予選は、女子同様に24カ国が3つのグループに分かれ、各々の上位2チーム、計6チームがパリ五輪の出場権を獲得する。日本、中国、ブラジルで開催されており、ブラジルのリオデジャネイロ会場に観戦に行ってみた。
■バレーボールがマラカナンジーニョに戻ってきた

会場となる体育館はサッカーの有名なマラカナンスタジアムの隣にあり、通称マラカナンジーニョ(小さいマラカナンの意味)と呼ばれる。2016年のリオ五輪で男子バレーボールが金メダルを獲得した思い出の地であるのだが、五輪後は経営者がなかなか決まらず、半ば打ち捨てられていたのが、やっとバレーボールの聖地として蘇った。サッカーのマラカナンスタジアムは観光名所にもなっており、毎日スタジアム見学ツアーが催されている。選手の足型やユニフォームの展示を見たり、ロッカールーム、プレスルーム、ピッチ横のベンチ、スタンド席に入ることができる。バレーボールの試合の前のちょっとした時間で行くことができる。
■わずか600円で国際試合観戦

1日4試合行われる五輪予選だが、リオデジャネイロ会場は2試合ずつ2セッションに分かれており、ブラジルの試合がないセッションは、コート脇の席が100レアル(約3000円で軽食、飲み物付き)、他は全席20レアル(約600円)になる。コート脇ではなくベンチ裏の席でも十分に近くで試合を堪能できる。観客の少ない試合に地元の子どもたちを招待するのもいいが、バレーファンが誰でも気軽に何度も行ける料金設定は有り難い。平日午後の早い時間にもかかわらず、イタリア対ドイツ戦は、テレビに映る主審の後ろ側は5割程度埋まっており、イタリア国旗を振る人、ドイツのサッカーのユニフォームで応援する若者など、多くの人が楽しんで声援を送っていた。