マサジェディ翔蓮 インタビュー前編:セリエAへの挑戦、そしてアウトサイドヒッターとしての未来

マサジェディ翔蓮 インタビュー前編:セリエAへの挑戦、そしてアウトサイドヒッターとしての未来

マサジェディ翔蓮 インタビュー前編

インタビュー Others 大学バレー 男子 Vリーグ ジェイテクト セリエA ミラノ 大塚達宣 日本代表

コートで果たすべき役割と、監督からの教え


ミラノオリンピックのシンボルのそばで  撮影:中西美雁

――試合ではリリーフサーバーなど、一発のチャンスでコートに立つ場面も多いと思います。どういった意識で取り組んでいますか?

翔蓮: 今はまだ言語の面でチームを声で引っ張ることは難しいですが、与えられた1回のチャンス(リリーフサーバーなど)でどう結果を残すかを一番に考えています。自分がコートに入って1点でも取ることができれば、チームは一気に盛り上がりますし、その1点がチームの勢い(モメンタム)に繋がると思っています。「その1点をどう獲りに行くか」を常にウォーミングアップ中から考えて準備しています。

――ピアッツァ監督からはどのようなアドバイスを受けていますか?

翔蓮: 試合や練習の中で、スパイクのステップの踏み込みや「もう少しスピードを上げろ」といった、細かい技術的な指導を受けています。サーブでミスをしてしまっても「よし、次だ!」とポジティブに声をかけてくれますし、温かく熱心に指導していただいています。

ポジションへのこだわりと将来の展望


ミラノ市中でショッピング  撮影:中西美雁

――大学ではオポジット(OP)でプレーされることもありましたが、イタリアではアウトサイドヒッター(OH)としてプレーされていますね。

翔蓮: そうですね。自分としては将来的にアウトサイドヒッターとして勝負したいという思いが強くあります。大学ではチーム事情(レセプションの兼ね合い等)でオポジットに入ることもあり、葛藤や「渋々受け入れた」という部分も正直ありました(笑)。

ですが、専修大学の監督とも「お前は将来レフト(OH)で勝負すべきだ」という話をして納得の上で取り組んでいます。今回イタリアという世界最高峰の環境で、アウトサイドヒッターとして大きな経験を積めることは、自分のバレー人生にとって間違いなく巨大な糧になると実感しています。

(1月:イタリア・ミラノで取材)

プロフィール

マサジェディ 翔蓮 Karen Masajedi

国籍:日本
生年月日:2007年1月28日(19歳)
出身地:長野県
身長:205cm
所属:専修大学/パワーバレー・ミラノ
背番号:6
ポジション:OH/OP
利き手:右
スパイク:345cm

長野県出身。中学校でバレーボールを始める。中学3年でJOCカップ(全国都道府県対抗中学大会)長野県代表に選出。
福岡大学附属大濠高等学校では2年生でインターハイ・国体に出場。3年生ではU18日本代表としてアジアU18選手権に出場した。
2025年に専修大学に進学。同年はU19世界選手権に出場した。
2025年12月、イタリア・セリエA1のパワーバレー・ミラノ入団が発表された。2026年1月4日のペルージャ戦で初出場。
父は男子日本代表のコーチ、ジェイテクト・VC長野で監督を務めたマサジェディ・ライアン。母は元ハンドボール日本代表選手。

取材・文:中西美雁

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