10月31日・11月1日に行われたバレーボールSVリーグ GROWTH WOMEN 第3節、信州ブリリアントアリーズ対ブレス浜松の試合後会見から、信州ブリリアントアリーズのコメントをお届けする。
第3節GAME1(10月31日)
信州ブリリアントアリーズ 3(29-31、25-22、25-18、25-15)1 ブレス浜松

⚫︎西村美海主将(ミドルブロッカー)

今までの2節で、出だしが少し悪いという課題がチームの中で上がっていました。
今日はその課題が克服されて、出だしから走れたのは良かったのですが、(第1セット)中盤にブレスさんの勢いをうまく切ることができず、リードしているにもかかわらず追いつかれてしまうところがありました。そこはまた新たな課題だと感じています。
――途中出場になりました。自身のプレーは?
西村:前半の2セットに入っているメンバーとは違う攻撃だったり、違う良さを出さないと、相手の手の内にはまってしまうと思っていました。ブロックでしっかりワンタッチ取ることと、速い攻撃を生かすことを持ち味として出せるように頑張りました。
――今季キャプテンに任命されて。
西村:みんなに助けてもらっていることばかりです。自分もみんなの良さを出したいと思っています。
でも、今そこの難しさを感じています。いろいろ悩んでいるところでもあるのですが、開幕の敗戦で、今までのチームの良さに気づけたことがすごくありました。
負けからは学ぶことが多いと思っています。
⚫︎高間来瞳選手(オポジット/アウトサイドヒッター)

――この試合、チーム最多のアタック得点となりました。
高間:ミホさん(横田実穂)が私にすごくトスを上げてくれたので、もうこれは決めなきゃっていう気持ちでした。ミホさんは大学の先輩なので、私も頑張りました。
――移籍加入になりますが、アリーズというチームをどう受け止めていますか。
高間:一人ひとりが自分の役割を果たして、チームとして強くなるぞっていう気持ちがすごく伝わるチームだなって感じています。私もスパイクをバシバシ決めていきたいと思います。
――オポジットで出場。Astemoリヴァーレ茨城でもオポジットに挑戦してきましたが本来のアウトサイドヒッターの違いについて。
高間:オポジットは点数を取っていかないといけない分、サーブレシーブとか、その他のことが免除されていることもあります。だから自分も攻撃に全振りしていかなくては、と。
自分がアウトサイドヒッターでプレーする時は、しっかりパスにも入って、ディグも上げていくバランスのいい選手であった方がチームに貢献できると思うので、同じサイドから打つポジションですけど、違いは出していきたいなとは思ってます。
――着用しているゴーグルについて。
高間:練習中にボールが目に当たっちゃって…強めに当たったんで、治りが遅くなっています。今もちょっと視界がぼやけてるんですけど、それが治るまではゴーグルをしようかなって考えています。少しやりにくいんですけど、でも、もう一回当たってバレーボールができないっていうのが一番嫌なので、今はつけながらやってます。
⚫︎温以勤選手(ミドルブロッカー)

ブロックはまだまだなんですが、スパイクでは自分の特徴を出してチームに貢献できるように頑張ったと思います。
全体的にサーブのミスが多かったので、もっと強いサーブを打っていけるように頑張りたいと思います。
――アジア大会で、台湾代表としてプレーしました。
温:選ばれたのは7年ぶりだと思います。国際試合で得た経験をアリーズの中にもっと生かしていこうと思っています。
――対戦した日本チームの印象は?
温:レシーブとサーブレシーブが上手いと感じました。打っても打っても決まらない時もありましたね。コースの選択とか、スパイクの入りとか、試合の中ですごく考えていました。貴重な経験になったと思いました。
⚫︎横田実穂選手(セッター)

新加入選手が増えたことで、チームの選択肢が増えました。夏場はいろんなことにトライしてきました。特に攻撃の部分で各選手の特徴が生きてくると試合を有利に運べると感じています。
――チームの最年長としての役割は。
横田:このチームで長くやってきたので、いろんな選手の思いだったり、一人ひとりの特徴をコートでしっかり出せるようにしていきたいですね。セッターとしての役割だけじゃなくて、その選手としっかりコミュニケーションをとることで、コートで気持ちを表現できるような雰囲気づくりができるようにしたいです。全てをコートで吐き出せるような雰囲気を作れるように、ということを意識しています。

――今日の試合展開やトスワークについて。
横田:ミスが多くて、なかなかブレイクができなかったというところが反省点としてあります。自分たちの良い形が作れていても、終盤の部分で、自らミスを吐き出してしまう。自分たちでリズムを悪い方に傾けてしまっていた場面が少し目立ちました。
そういったミスを出すと、どのチームもそこにつけ込んでくると思います。点差があるときも常に100%自分たちのパフォーマンスを発揮することが必要ですね。
自分自身のトスワークについても、何が今決まってるのかとか、何が有効かっていうことをもう少し自分でしっかり把握してあげていくことが課題だと思いました。
⚫︎舛田紗淑選手(アウトサイドヒッター)

相手のミスに助けられた試合でもありました。内容としては反省する面が多い中でも、最終的に勝つことが一番大事なことだと思っています。
相手も修正してくる中で、先に自分たちが優位に立てる試合展開にするために、スタッフだけに分析を任せるのではなくて、自分たちで何が噛み合っていて、何が噛み合ってなかったのかということを理解して、しっかり修正してやっていきたいと思います。
――ブレス浜松の印象は。
舛田:昨季はスピードを一番重視しているように戦う中で感じていました。今季はパワー系のスパイカーが加入したこともあって、思い切って打たせる場面もありましたし、戦術的なところではめられた部分もありましたね。
これはブレス浜松だけじゃないのですが、チームに対しても、私個人に対しても、対策されている感じを受けます。
⚫︎成田郁久美監督

勝ちはしましたけれども、出来は決して良くはなかったかな、と。しっかり勝ち切れたところは、途中から変わって出た選手の頑張りが大きかったかなと感じています。うちの強みでもある、選手層の厚さがしっかりと発揮できたかなと思います。
――第1セットを落とした後の修正は?
成田:サーブの精度ですね。ブレイクをしっかり取れてなかった。あとはオフェンスで回ってないローテに対しての指示とか、相手の13番の選手に第1セットはすごく決められていたのですが、そこに対するブロックとディグの修正を行いました。
――高間選手の起用について。
成田:先週までの試合っていうのは、うちのミドルの選手が目立っていたのですが、今日は本当に貢献してくれました。これだけ出たのが高間は初めてで、よく頑張ってくれたなと思います。
――高間選手に期待していることは。
成田:まず一番はオフェンスのところですね。やっぱりあれだけの高さとパワーを持っている選手なので、その良さをチームの中で発揮してもらいたいです。ブロックも非常に良いものを持っています。
今日はオポで使いましたけれども、アウトサイドでも練習してきてますし、いろんな可能性を持っています。
まだまだ彼女自身の力を出し切れてはいないと思っています。
本人としてはトップリーグではない、ここの舞台でやっていることに対する悔しさとか、そういったものも多分持ってうちのチームに入ってきていると思います。
上を目指す上では、その悔しい気持ちとか、やってやるぞっていう気持ちがチームにいい影響を与えてくれると思うので、そこはしっかりと出して欲しいと思います。

――3連覇とSV昇格について。
成田:今シーズンは新しいカテゴリーになって、チームの編成であったりとか、その各チームのメンバーのところであったり、どういう感じになるんだろうと、探りながら入ってきたところはあります。
目指すところっていうのは、3連覇です。
そしてライセンスの問題はありますが、もし入替戦があるのならば、そこでしっかりと勝ち切れるチームを作っていきたいです。夏場からそこを意識をして作ってきました。
完成度というところで言うと、私の気持ち的にはまだ3割ぐらいですかね。そのぐらいの出来ではあります。
自分たちが目指しているところは、もっと高いところにあるという意識を、選手一人ひとりに持って欲しいですし、そこに到達するために、出た選手が何を頑張るかっていうところもやっていかないといけないと思っています。
――開幕までに重点的にやってきたことは。
成田:一番こだわってやってきたのは、サーブです。
それからブロックだけではない、トータルディフェンスですね。このカテゴリーでは、うちのブロックはまあまあ高さがあると思います。でも、SVリーグに比べると高さも足りないですし、ブロックでドドンと仕留めるより、組織としてしっかりやれているかどうかですね。そこを夏場に詰めてきたので、ディグの面でボールが落ちなくなってきたなっていうのは、成果として感じています。
――キャプテンに西村選手を指名したのは?
成田:本人は最初「ええっ!」て言ってましたけど、昨シーズン怪我をしたところからのリハビリだったりとか、苦しい中を頑張って努力をする姿というのが、すごくチームに良い影響を与えてくれたと思っています。今シーズンもそういった姿をチームに見せて欲しいという期待でキャプテンに指名しました。