■第3節GAME2(11月1日)
信州ブリリアントアリーズ 0(19-25、22-25、16-25)3 ブレス浜松

⚫︎高間来瞳選手(オポジット/アウトサイドヒッター)

自分たちの思うようにいかないことが多くて、やりづらい試合でした。
でも、みんながなんとかチームを立て直すぞという気持ちは高まってはいました。ただ、具体的にどうしていくとか、プレーで変化を出していくことができなかった。すごく悔しい気持ちです。
――今シーズンの目標は。
高間:同じチームと戦うことが多いので、チームとしても個人のスキルにもバリエーションを出していきたいです。今回はオポジットで出させていただいたのですが、アウトサイドでも自分は活躍できると思っているので、そこでも自分らしさを出してプレーしていきたいと思っています。
⚫︎田中瑠奈選手(アウトサイドヒッター)

途中で入る形になったのですが、苦しい展開の中で、誰か一人が抜けた存在になるというか、この人にあげたら決めてくれる、そういう存在になれたらと思っています。今日はそれができなかったので、個人的にもすごく悔しい気持ちです。
チームとしても、もう一皮むけるという部分で、一人ひとりのスキルもそうですし、メンタルの作り方が足りないと今日の試合で気づきました。そこをプラスに捉えて、次の試合で頑張っていきたいと思います。
――今期見せていきたいプレーは。
田中:サーブレシーブや、攻守両面の安定とプラスして、攻撃力を上げるところに注力しています。
上半身を強化したり、コースの打ち分けだったり、アプローチの変化を昨季から引き続き取り組んでいます。
チームの雰囲気だったりとか、良くなかった時に流れを変える選手だと自分は思っているので、後輩も多い中で、自分がもっともっと先頭に立って引っ張っていかなければと思っています。
――田中選手の「Fandom Day(ファンダムデー)」でしたね。
田中:私もこういう企画は人生初めての経験でした。まず会場に自分の好きな曲が流れるっていうところで、すごくモチベーションが上がりました。最後に写真撮影もあって、なんかちょっとモデルになった気分です(笑)
⚫︎前田美紅選手(リベロ/アウトサイドヒッター)

相手も対策してきた中で、自分たちのやるべきことが徹底できずに終わってしまったと思います。対策された時には声がけが必要になるとか、チームで戦っていくので、メンバーを一人にさせないことが大事だと思います。全員が一つになったら絶対強いチームです。
練習から一人ひとり役割があると思うのでどうチームに貢献していくかというところを考え直して、切り替えて頑張っていきたいと思います。
――リベロに挑戦していますが、目標は?
前田:アウトサイドヒッターとはポジションの役割が変わってくるので、毎日勉強しながらただ拾うだけじゃなくて、コールだったり、そういうところも大切にしてやってます。
――新しいポジションへの充実感は。
前田:そうですね。まあ、この年になって新しいポジションっていうのは多分なかなかないと思うので。毎日勉強させていただいています。
――ジャンプしてオーバーハンドパスを出していました。
前田:2段トス上げる位置っていうのが、まだ自分の中で掴めてないということもありますが、自分はアンダーよりオーバーの方が安定して上げられるので、いろいろ挑戦しつつやってます。
⚫︎井澤天音選手(ミドルブロッカー)

最終セットの終盤でメンバーチェンジで入りました。私が入ることをきっかけにチームのテンションを上げることも私の役割の一つだと思っています。今日はなかなかそれが上手くできなかったので、そこは反省点です。
チームとして、雰囲気から盛り返していくところがなかなかできなかったのかなと思います。
相手のミスだったり、自分たちの流れに持ってくるチャンスも活かせなかった。チーム一丸となって修正していくべきと思いました。
――今後の課題は?
井澤:昨シーズンはなかなかチャンスをもらえない時期が続きました。自分の武器になるものがなかなか作れなかった。
監督とも話して、自分はブロック、そしてブロード攻撃を強化すると目標を定めました。
しっかり一本流れを切る仕事だったり、チームの雰囲気を上げる貢献ができるように準備をしています。

そのブロードが得意というところで、2枚の方に入ることが多いんですけれどもスタートから出るためにも3枚の方もできなければと。フロントクイックは強化が必要だと思っています。
トランジションでミドルを使えるチャンスを作るためにも、機動力を強化しなければと思ってます。
――得意のブロックについて。
井澤:私はハイセットに対して一番強いと言ってもらっていますが、リードブロックに課題が残っていました。今シーズンたくさん練習してきて、そこを強化してきています。
⚫︎目黒愛梨選手(アウトサイドヒッター)

試合中で修正していくことが私たちのこれからの課題というか、伸びしろになるということを、今日はまた発見できたのかなと思います。
雰囲気とかリズムは数字では出ないのですが、敗戦した試合は、そういう自分たちが大切にしていることがおろそかになってしまうことで、劣勢になっていくことが多いんじゃないかなと感じています。
私たちがしたいバレーボールと、相手がしたいバレーボール。対策もあったと思うんですけれども、昨日上手くいったことが今日上手くいくわけではないので、私たちが準備不足だったかもしれません。
そういうときにコートの中で変化をさせることができなかった。これからそこをどうやっていくかということが今後の鍵になると思います。
――苦しい展開での役割は。
目黒:自分は先輩たちに助けてもらうシチュエーションが多い。手を差し伸べてもらって、なんとかコートに立たせてもらっているという自覚があります。普段助けてもらっているからこそ、今日は自分が助けられたらと思っていました。これからそういう場面があったら嬉しいですし、チームがポジティブな方向に向かうように一緒に走っていけたらいいなと思っています。
⚫︎成田郁久美監督

1セットも取れずに敗れてしまったことは非常に残念です。敗因としては自分たちの強みであるオフェンスを相手に対策されたと感じています。それぞれの癖みたいなものも含めて、そこを変えることができなかったのが一番大きいですね。
――現状6戦4勝、この結果には?
成田:グロースになってチーム数が絞られる中で、他のチームの力が上がってくるであろうことは予測をしていました。昨季のようにほとんどすべての試合を勝っていけるとは想定していません。
敗戦後のリカバリーや、試合の中での切り替え方をもう1回見直す必要があるなと思っています。
――選手起用の方針について。
成田:どの選手を出してもある程度の力があることはわかっています。なるべくいろんな選手を使いたい。それが今年のテーマでもあります。
同じチームと何度も試合をしなければいけないということもあります。
この組み合わせが一番強いぞっていう形にこだわって作り込むより、いろんなパターンを試す前提で、このシーズンはチーム作りをしてきました。
ただそれが、これがダメならこれがあるみたいな感覚になって、危機感が少し薄くなることもあるかもしれません。自分が采配をしていく中では(パターンが多いので)迷ってしまうこともある。
数字は客観的に見てわかりますけれども、数字に表れない部分のところの判断が、今期は非常に難しくなると感じています。
やっぱりバレーボールは流れがあるスポーツで、ここを取り切らないといけない場面っていうところで、どれだけ頑張れるか。ここが勝敗に関わる部分、数字に出ない部分でもあるんですけれども、そういった責任を背負うポジションの選手っていうのが…資質を持っている選手はうちにはたくさんいるのですが、そこが試合の中で曖昧になってしまってはいけないなという反省はあります。

――前田選手のリベロ起用について。
成田:彼女はバレーボールに対してすごく一生懸命でチームをすごく明るくできる。声を出せるみたいなところが良さとしてあります。
普段の練習ではアタックの練習ももちろんしていますし、練習試合でも、アウトサイドで使ってきた経緯もあります。ただ、ブロックのところがどうしても低くなってしまう面はあります。
リベロとしてコンスタントにコートに入ってもらって、雰囲気であったりとか、チームを頑張らせるような力を出してもらいたいですね。
そういうものを持っている選手っていうのが、うちのチームには今まで少なかった側面もあります。
本当はアタッカーをやりたいのかもしれませんが、彼女自身もそのリベロという初めてのポジションに対して、非常に真面目に取り組んでくれています。
経験がないので、上手くいかない場面もあるんですけれども、チームを奮い立たせるような力がチームには必要だなと思って、彼女に頑張ってもらっています。
――リベロの役割とは?
成田:私はチームを作る上で一番やっぱり大事なポジションがセッターとリベロだと思っています。
そこでゲームメイクっていうところをしっかりとできるチームっていうのはやっぱり強いと思います。リベロっていうのは、点を取れるポジションではないけれども、ディフェンスの統率をしていかなければいけなかったり、後ろから見えることは多いので、それをどうやってチームメイトに伝えるか。リベロはレシーブを上げるだけではなくて、そこが一番大事というか、いいリベロっていうのは必ずそれができると思っているので、そういったことを彼女には期待しています。
堀江丈